前に書いた「陽気なギャングが地球を回す」の作者、伊坂幸太郎の作品。
4人の別々の視点が順繰りに回って、最終的に繋がっていくという感じのサスペンス。
こういリンクしたような作品って、きっと何か括りがあるんだろうけど、なんていうのかわからない。
「陽気な〜」もそうだったけど、この作者さんはこういう感じの作品を書くのが得意みたいだな。
「重力ピエロ」はそういう感じじゃなかったけど、デビュー作の「オーデュボンの祈り」も少しそんな感じだったし。
この作品のキーワードはバラバラ死体かな?
どの話にもその話が絡んできている。
バラバラの死体が動き出すって言うホラーみたいな話があって、みんなそれに関わってくる。
字句って言うほどではないけど、結構重要なところ。
あとは宝くじと好きな漢字。
なんとなくシュールで変な雰囲気が漂う話。
でも、「繋がっていく」感覚がすごくはまる。
「陽気な〜」ほど明るい感じじゃないけど、あぁいう話が好きならオススメです。
- 2007/01/08(月) 22:55:50|
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本屋でおもしろそうな本はないかと探していたときになんかの賞をとった「ミカ×ミカ!」という本を見つけた。
んで、子供の視点で書く本が好きなんで買おうかなと思ったら続編だと言うことが判明し、「んじゃ、順番に読もうか」と言うことで買って来ました。
こっちも児童文学賞をとったことがあるらしい。
確かに子供でも読める感じ。
ただ、こういうのを大人が決めて読ませるのってどうなんだろうねぇ?
好きなの読ませてやれよ。
確かに暴力もセックスも出てこないから親は安心して読ませることはできるだろうけどさ、押し付けになるのではなかろうかと勝手に思ったりする。
いつものことながら本の内容と違うことかいてるな…。
以下内容
「オトコオンナ」のミカとちょっとおとなしいけど普通の男の子のユウスケの生活に関するいろいろについてユウスケ視点で書いてある。
ふたりは双子だそうなので二卵性なんだね(どうでもいいが)。
この時期の小学生が考えるいろいろな疑問とか感想がゆったりとした感じで書いてあるんだけど、ふたりはわりとシビアな環境にいるね。
離婚するために別居してる親父の元に住んでるんだけど、親父ったら年頃の娘(姉アユミ、高校生)がいるのに再婚相手候補をいきなり家に連れて来るのはどうよ?
微妙すぎ。
お母さんがしっかりした感じで書いてあったので親父が捨てられたのかなと邪推。
そんな環境にいるくせに悲壮感はまったくない。
悲壮感ならブレイブストーリーのほうがよっぽどあった。
こっちは実にさっぱりしている。
あと変な生き物も出てくる。
実はファンタジーなのかも知れない。
うちは想像力がないのでまったく形状が想像できなかった。
まとめとして懐かしい感じがしたり、いろいろどきどきしたりして楽しんで読めます(なんてチープな表現なんだろう…)。
- 2006/09/14(木) 22:26:21|
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うちの知り合いからしたらついに出たかといわしめるだろう、うちの大好きな村上春樹。
今回紹介するのは「ダンスダンスダンス」です。
好きな作家だから濃いよw
普通、好きな作家の作品で紹介するものって一番読みやすいものとか一番好きなものとかだったりする気がするけど、これはどっちにも当てはまりません。
上下巻の長編だから最初に読むにはなかなか入りにくいだろうし、うちが一番好きなのは「ノルウェイの森」だ。(ちなみに2番目は「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」)
さらに言えば有名な「羊三部作」とか呼ばれてる「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」の更なる完結編みたいな作品で、若干ネタばれ含んでます(もちろんどれから読んでもそれはひとつの話として読むことは出来るし、面白いんだけれども)。
それなのにこれからここに書くのは村上春樹の本の中で一番台詞回しがおもしろいから。
作品としてみればさっきも書いたけど「羊三部作」とこれは全部で一連の話みたいなもんだから、これだけでどうとは言いづらい感じがする。
それでこの作品面白いにもかかわらずはうちの中で第3位の位置に甘んじているわけだ(順番をつけることに何の意味があるのかと言われれば)それまでだけれども)。
でも「僕」とユキや五反田君との会話はすごくうちの頭の中に残っている。
心に残るフレーズってヤツですね。
これはうちの中で「村上春樹的ジョーク」と勝手に呼んでいるもので、村上春樹の作品の中にはしょっちゅう出てくる。
たとえば
「これがデート・マナーその2だ。死なないで生き延びること」とか、
「灰皿は頭が良いから聞こえないふりをしているのだ」とか。
そもそも村上春樹はこういう表現が独特で、他の作家にはないような不思議な表現をしてくる。
この表現がすごく癖があって好き嫌いがはっきりわかれるところ。
村上春樹が嫌いって言う人も多いよね。
うちはそういう癖が好き。
この作品は会話の中にその癖が思いっきり出てて「村上春樹的ジョーク」全開って感じでそれはもう垂涎ものですよ。
そんなわけであなたもステキな村上春樹ワールドに足を突っ込んでみませんか?
はまるともう抜け出せませんぜ、へっへっへ。
話変わるけど、この作品にはオールディーズな音楽がたくさん出てくる。
うちはあんまり洋楽は聴かないし、ましてや70〜80年代の音楽なんて知らないのであんまり想像が付かない。
ウェストゲートパークでも書いたけどこういうのがわかると頭の中で音楽がかかって楽しいだろうな。
その時代の音楽が好きな人もどうぞ。
あとハンバーガとピナ・コラーダが好きな人もどうぞ。
- 2006/08/08(火) 19:43:26|
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なんだか映画になってるみたいだし楽しそうなので衝動買いの本。
最近読む本は映画になったものとかなるものばかりですな。
映画はどうだか知らないけど、原作は面白いからそうなったんだろうという考え。
内容は嘘が見抜ける人と絶対時間感を持つ人とうそつきな人とスリの達人が銀行強盗する話。
背表紙には「都会派サスペンス」って書いてあったけど、この能力がすでにファンタジーだなw
もちろんただ銀行強盗しておしまいじゃなくて、いろいろあっていろいろある。
具体的に言うと邪魔が入って盗んだお金が手に入らなかったりするわけで、そこから話が展開していく。
さくさく話が進んで読みやすいんだけど、個人的にはもうちっと長くても良いな。
意外とあっさり終わる感じ。
ちょっと物足りない。
でも会話の内容がすごく良いですね。
なんだかテンポが良くて面白い。
それに主人公たちが一人一人個性があって魅力的なんだ。
嘘が見抜ける人は頭いいし、絶対時間感を持つ人はかなりクールだったり、うそつきの人は憎めない感じだし、スリの達人は動物好きだったり…。
キャラ萌えですか?
読んでいる途中でこの人たちの出てくる別の話がシリーズで出たら買うなぁと思っていたんだけど、それぞれ別々の話として新書で発売になった「陽気なギャングの日常と襲撃」に収まっているらしい。
こちらも買わないと。
- 2006/07/03(月) 00:18:50|
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はーい、久しぶりの更新です。
気が乗ればこれからもがんばります。
読書感想文が苦手だっただけあってかなり書くの大変。
でも書くよー。
はい、今日は映画にもなることでの話題作「ブレイブストーリー」。
宮部みゆきがなんかアニメっぽいの書いてるなぁって言うのは知っていたけど、内容はまったく知らなかった。
そんなもんでゲームなんかに良くある正義がどうこう愛がどうこうという結構安直な話だと思っていました。
……思ってたんだけどね、上巻読んだらくつがえされたよ。
なに、このどろどろした話?
これが感動のお子様成長ドラマになるわけ?
冒険始まる前なのにもう涙が出ちゃうよ。
僕、男の子なんだけど?
ぶっちゃけこの話の山場は上巻だと思う。
わりと中・下巻は最初に考えていた感じだしさ。
多少上巻を引きずる薄暗いところもあるけど、ほかはゲームだなぁと。
個人的にはもう驚ききっちゃってて消化試合みたいな感もあります。
それでもワタルくんがどうなるのかは気になるわけで、最後まで一生懸命読みましたよ。
最後もほろりとしていてよいですね。
しかしこれ本当に映画になるのかなぁ。
某キリスト教で大変映画みたいに賛否両論になりそう。
- 2006/06/21(水) 23:43:33|
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